ecorche
at Capsule gallery  2016
Group show with Yuki Inoue
会期中提示したテキストより引用
※エコルシェ(Écorché)とは、人物画や絵画、彫刻において、皮膚を除いて筋肉を表しているものを言う。この用語の意味は、文字通り「剥ぐ」であり、19世紀にフランスの大学で用いられていたことに由来する。​​​​​​​
今回の展覧会は,ミヤジマスクール合同サマーキャンプ2015においてグランプリを獲得した2名によるものです。井上は主に京都に拠点を置き、自身の所在・外界との関わりを模索する中で生まれる葛藤、それを実感するための手段として、絵画という手法を用いてきました。鵜飼は愛知において、様々な手法を用い て対象が持っている構造を理解するための制作を行ってきました。 両者はこの企画により初めて対峙します。対話する中で発見した、”絵画における皮膚”とそれにともなう” 解体作業”という共通項をもとに、ギャラリー空間を両者によるインスタレーションで満たします。